episode1-4 | A総合病院を受診 | 止まらない、膿

尿膜管遺残症という病気かどうか検査してもらうため、近所の皮膚科でもらった紹介状を持ってA総合病院の皮膚科に行った。

朝一番で行ったもののA総合病院は人がたくさんいてとても混雑していた。

結局診察室に呼ばれたのは受付を済ませてから2時間後くらいだった。

診察室に入ると先生が紹介状の封を開けて確認しているところだった。

名札を見ると名前の上に副部長と書いてあったので結構ベテランの先生なのかもしれない。

一通り紹介状に目を通すとどんな感じか確認するのでベッドでおへそを出して横になるよう言われた。

このままにしておけば治っちゃいそう。

そう言ったかと思うとおへその膿をささっと拭いてガーゼを元通り貼りなおした。

ほとんど治っちゃってるので帰って様子を見てみてください。

これから検査の日程などを決めるのかと思っていた私はひっくり返りそうになった。

紹介状の内容を確認してもらったらわかると思うんですけど、尿膜管遺残症という病気の可能性があるから一応検査していただきたいです。

尿膜管遺残症かどうか検査だけはしてもらおうと食い下がる私に対して先生が面倒臭そうな表情をした。

どうしても検査したいなら3週間後にMRIの予約を取ってもいいけど。

完全にナメられているなと思いつつも検査をするという目的は達成できるということで予約をお願いすることにした。

検査までの期間はどうすればいいのかもこちらから確認しないとそのまま帰らされそうな始末だった。

本当にこの先生は紹介状の内容を確認してくれたのだろうか…

皮膚科で抗菌剤やクリームを処方されていたことを伝えると、クラビット( レボフロキサシン錠の先発品)をしばらく飲んでいたので今度は違う抗菌剤(セファレキシン顆粒)を2週間分飲んでクリームも塗るように指示された。

これくらいの段階で適切な処置を行ってもらえれば後々手術しないでも良いケースも出てくるので、尿膜管遺残症の疑いが出てきたら最初に診てもらう病院はそれなりに信頼できるところにすることをおすすめする。

どうやってそのような病院を探せばいいかは長くなってしまうのでまた別の機会にまとめてみようと思う。

 
 
 

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