動けない体と、少しずつ戻る日常
手術が終わったからといって、
すぐに元の生活に戻れるわけではありません。
この回では、
術後1日目から退院までの回復の流れと、
体の変化をどう感じていたかを中心に書きます。
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術後1日目の朝
目が覚めると、
「体はあるけど、思うように動かない」
という感覚がありました。
腹部は、
• 張り
• 違和感
• 力が入りづらさ
があり、
無意識にお腹をかばう姿勢になります。
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起き上がる、という最初の壁
術後最初の関門は
起き上がることでした。
• 横向きになる
• 腕で体を支える
• ゆっくり上体を起こす
この動作だけで、
思った以上にエネルギーを使います。
ただし、
「我慢できない痛み」
というより、
「動かすのが怖い」
という感覚の方が近かったです。
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歩き始めたときの感覚
初めて立ったときは、
• 自然と前かがみ
• 歩幅がかなり小さい
• ゆっくりしか動けない
正直、
自分でも少し驚く歩き方でした。
それでも数歩進めたとき、
「ちゃんと回復は進んでいるな」
と、
少し安心したのを覚えています。
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入院期間が少し長くなった理由について
ここで一つ、
入院期間について補足しておきます。
一般的な尿膜管遺残症の手術では、
入院期間は数日程度とされることが多いようです。
私の場合は、
尿膜管だけでなく膀胱の先端部分も切除する必要があったため、
経過観察を含めて入院が10日間になりました。
術後の経過自体は順調で、
特別な合併症などがあったわけではありません。
この点は、
これから治療を受ける方が
自分のケースと比べる際の参考になればと思います。
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痛み止めとの付き合い方
痛み止めは使いますが、
• 常に強い痛みがある
• 何もできないほどつらい
という状態ではありません。
「効いているな」と感じる程度で、
日常動作を助けてくれる存在でした。
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おへそ(傷跡)を初めて見たとき
数日後、
ガーゼを外してもらいました。
見る前は少し身構えましたが、
• 強烈な違和感はない
• 思っていたより落ち着いた見た目
• ちゃんと治っていきそう
という印象でした。
「なくなった」というより
「形が変わった」
という感覚に近いです。
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おへそに対する正直な気持ち
一瞬、
「やっぱり少し寂しいな」
とは思いました。
でもすぐに、
「再発の心配が減った」
という安心感の方が勝ちました。
見た目よりも、
今後を気にせず生活できることの方が
自分にとっては大きかったです。
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日常に戻り始めた感覚
術後数日が経つと、
• 病棟内を普通に歩ける
• シャワーが浴びられる
• 食事も問題なく取れる
ようになります。
「治療中」というより、
生活を取り戻している途中
という感覚でした。
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この回復期に感じたこと
回復期は、
• 楽ではない
• でも出口が見えている
• 日に日にできることが増える
そんな時間でした。
今振り返ると、
「この期間を乗り切れば、
ちゃんと元に戻れる」
という確信が、
少しずつ積み重なっていった時期だったと思います。
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次回につづく
次は、
第十部:退院後の生活と日常復帰
仕事・外出・運動はいつから可能だったか
再発や後遺症への考え方
を書きます。
▶次の記事
第10話:仕事・生活・再発への考え
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